1 Claudeアカウント作成・契約
やること
- https://claude.ai を開く
- Googleアカウントでログイン(新規メアド作るより楽)
- 右上のメニューから「アップグレード」→ Pro プラン($20/月+消費税)
- これで Claude Code が使えるようになる
⚠️ つまずきポイント
- 「Free版でいいよね?」→ ダメ。Claude Code は Pro 以上専用
- 「英語ばっかり」→ 設定から言語を日本語にできるけど、ぶっちゃけ日本語入力は普通に通じる
💰 コスト感
月3000円で「ITが分かるアシスタント1人」を雇うのと同じ働き。
工務店なら
見積もり1件分で元が取れる水準。
🔄 すでにChatGPT(月20ドル)を契約している人へ
基本は乗り換えてOK。Claude Pro の方がコード・文書・画像処理(現場写真の自動仕分け等)で工務店業務に強い。両方契約は不要、Claude単体で十分。
⚠️ 例外:画像生成を頻繁にする場合は ChatGPT 継続推奨
ChatGPTの「GPT Image 2」が現状ベストの画像生成エンジン。チラシやSNS用の画像を毎月たくさん作る予定なら、ChatGPTもそのまま残しておく価値あり(両方で月6000円)。
画像生成が月数枚程度なら Claude のみでOK。
4 CLAUDE.md で「説明書」を残す
なぜ必要?
毎回「うちは山口県の工務店で、社員5人で、得意なのは外壁塗装と…」と説明するのが面倒。
1回書いておけば、Claudeが毎回それを読んでから話してくれる。
作り方(超簡単)
- デスクトップの「工務店仕事」フォルダを Claude Code で開く
- Claude に 「このフォルダ用の CLAUDE.md を作って。私はヨッシー工務店の○○で、業務内容は…」 と話す
- AIが質問しながら CLAUDE.md を作ってくれる
- できたら確認して保存
CLAUDE.md に書くといいこと(例)
# ヨッシー工務店 全社コンテキスト
## 基本情報
- 会社名: ヨッシー工務店
- エリア: 山口県(具体的な市町村)
- 社員数: 5人
- 強み: 外壁塗装・屋根工事・水回りリフォーム
- 客層: 60〜70代の戸建てオーナー中心
## 業務スタイル
- 見積書の相場感: 外壁塗装30坪なら○○万〜○○万
- 職人手配: 自社2人+下請けの○○さん・△△さん
- よくある追加工事: ○○
## 私(社長)の口癖・方針
- 適正価格でやりすぎず・やらなさすぎず
- お客さんに分かる言葉で説明する
- 利益率は最低○○%確保
## やってほしくないこと
- 専門用語を並べた説明
- ハイハイ言うだけの返事
- 大手と同じ価格戦略
⚠️ つまずきポイント
詰め込みすぎ注意。最初は500〜1000文字くらいでOK。
育てる感覚:仕事しながら「あ、これも書いとけば」と気づいた時に追記する。
5 AIチーム化(部署を作る)
1人のAIに全部やらせるんじゃなくて、部署ごとに分けて専門家を作るのが究極の効率化。
やり方は2パターンあるので、好きな方を選んでください。
🎯 2つの方法
- A. フォルダ部署式 — 部署ごとにフォルダを作って整理。視覚的でわかりやすい
- B. 窓口+人事式 — 窓口1人+人事担当を作って、必要に応じて人事が新人を採用してくれる
🤖 AIからのおすすめ: 工務店業務の場合は B の方がおすすめ。理由は下の「どっち選ぶ?」を参照。
📁 A. フォルダ部署式 - 工務店ならこういう構成
作り方(STEP順)
- デスクトップに「ヨッシー工務店AI」フォルダを作る
- 中に
秘書, 経理, 現場, 営業 のサブフォルダ
- それぞれを Claude Code で開いて
- 「あなたはヨッシー工務店の秘書として動いてほしい。CLAUDE.md を作って、自分の役割と保存場所を決めて」 と頼む
- AIが自動で CLAUDE.md を作ってくれる
- 同じことを各部署で繰り返す
運用ルール(コツ)
- 窓口は秘書1択にする
- 「鈴木さんから電話あった」と秘書に言う → 秘書が経理 or 現場に振る
- 同じセッションで複数部署をまたいで動かせる
- 「経理と現場で打ち合わせして」と言うと、AI同士が会議してくれる
- 部署ごとに保存場所が分かれるので後から探しやすい
- 経理の成果物 →
経理/ に自動保存
- 現場写真の整理結果 →
現場/ に自動保存
工務店ならではの追加部署アイデア
👷
職人
各下請け業者の連絡先・得意分野・単価をCLAUDE.mdに書く
📄
書類
建設業許可・保険・労務関係の更新スケジュール管理
👥
顧客
過去顧客のリピート・紹介管理(電話帳的な役割)
🏢 B. 窓口+人事式 ✨ おすすめ
こっちは「会社の組織図」をそのままAIに作ってもらう感じ。長期的にはこっちの方が楽。工務店業務には特にこっちが向いてます。
組織のイメージ
なぜこっちが楽?
- 窓口1本:用件が経理か現場か考えなくていい。全部窓口担当に話せばOK
- 新部署が自動で増える:「外壁塗装の見積もりに詳しい担当ほしい」と人事担当に頼むと、その場で新しい専門家を作ってくれる
- フォルダ管理が要らない:Aパターンと違って、自分でフォルダを作ったり整理したりしなくていい
- 組織が育っていく感覚:仕事しながら「あ、こういう担当ほしい」と思った時にその場で増やせる
作り方(STEP順)
- デスクトップに「ヨッシー工務店AI」フォルダを作る(中身は1つだけでOK)
- そのフォルダを Claude Code で開く
- こう頼む:
「ヨッシー工務店の社長として、AIチームを作りたい。
構成は、窓口担当(秘書役・全部の用件をここで受ける)と、
人事担当(新しい専門家を必要に応じて採用してくれる)の2人を最初に用意して。
CLAUDE.md と、この2人のサブエージェント定義を作ってほしい」
- AIが
.claude/agents/ フォルダの中に窓口担当と人事担当の定義ファイルを作ってくれる
- あとは窓口担当に「○○の担当がほしい」と言うだけ → 人事担当に振られて新人ができる
実際の使用例
💬 例:工務店だったらこんな感じ
ヨッシーさん:「外壁塗装の見積もり詳しい人ほしい」
窓口担当:「人事担当に振りますね」
人事担当:「外壁塗装専門のAIを作りました。過去の見積もりPDFを学習させましょうか?」
→ 1分で「外壁塗装AI」が誕生
🎨 + α の楽しみ方:AIに「人格」を与える
これがやりはじめるとめちゃくちゃハマるパートです。AIに名前と性格をつけて、自分の会社らしいチームを作れます。
たとえばこんな人格設定
👷♂️
現場AI →「親方の源さん」
「お、それやるなら下地から見直さんと。前にやった○○邸と一緒のパターンや」みたいな関西弁の親方タイプ。
性格: 経験豊富で頑固。でも面倒見いい
📊
経理AI →「番頭の咲子さん」
「社長、今月は外壁2件入りましたけど、材料費上がってますので利益率○○%確保できてます」みたいな冷静な数字感覚。
性格: しっかり者。お金にうるさい
🤝
営業AI →「若手の翔太」
「お客さん向けにはこういう言い回しが響きます!SNSのネタも考えました!」みたいな勢いのある若手。
性格: 元気で前向き。SNS・チラシが得意
人格を与える方法
窓口担当(秘書AI)に、こう頼むだけでOK:
「現場担当には『親方の源さん』っていうキャラをつけて。
山口の親方タイプで、関西弁ベース。経験豊富で
ちょっと頑固。でもお客さんと職人には面倒見いい性格。
口癖は『そらそうやろ』。
このキャラ設定をCLAUDE.mdに書いて、毎回その人格で
返事するようにして」
🎯 なぜ人格を与えるといいの?
- 愛着が湧く:単なるAIじゃなく「うちのスタッフ」感が出る
- 会話が楽しい:無味乾燥な機械応答じゃなく、キャラに合った返事が来る
- 役割が明確になる:親方が現場の話、番頭が経理の話、と役割分担が直感的
- 従業員さんも使いやすい:「今日は親方に聞こうか」と社員も自然に使える
💡 ヒント
好きなアニメ・ドラマ・小説のキャラから取ってもOK。「半沢直樹みたいな経理AI」「池井戸潤の小説の主人公みたいな営業」とか、なんでもアリ。
遊び心がある方がチームが育ちます。
💡 どっち選ぶ?(AIからの率直なおすすめ)
工務店業務には B(窓口+人事式)を最初からおすすめします。理由は3つ:
- 窓口1本で迷わない
工務店業務は「経理・現場・営業・職人手配」が常に絡み合う。Aだとフォルダを毎回開き直す必要があるけど、Bなら窓口に話すだけ
- 新部署を作るのに手間がかからない
「外壁塗装専門ほしい」「建設業許可の更新管理ほしい」と思った瞬間、人事担当に頼むだけで新部署が増える。フォルダ作成不要
- 長期で組織が育っていく
仕事しながら気づいた専門家を順次追加できる。半年後には「ヨッシー工務店専用AI部隊」が10人くらいに育ってるイメージ
A を選ぶといいケース: ITが本当に苦手で「フォルダで見えるからとりあえず安心したい」場合のみ。慣れたらBへ移行推奨